nagami.(@tacttime824)です!
どんどん出てくる「QRコード決済」。
まさにキャッシュレス決済の戦国時代に突入してきています。
そんな中で出てきた「JPQR」。
この登場でQRコード決済市場がどんな変化を見せるか楽しみになってきました。
JPQRとは
JPQRとは、総務省が推進する統一QRコードのこと。
乱立するコード決済を統一しようというものです。
そこに参画しているのが、
・PayPay「PayPay」
・LINE Pay「LINE Pay」
・メルペイ「merpay」
・Origami「Origami Pay」
・NTTドコモ「d払い」
・KDDI「au PAY」
・みずほ銀行「J-Coin Pay」
・ゆうちょ銀行「ゆうちょPay」
・福岡銀行「YOKA!Pay」
そして、各ペイメントを集中して管理できる店舗向けの管理システムをマネーフォワードが提供するとのこと。
さらに、凸版印刷がこれらを主導し統一QRコードの発行も行うようです。
実証実験は2019年8月1日から
JPQRの実証実験を、岩手・長野・和歌山・福岡の4県の全域で2019年8月1日〜2020年1月31日で行う予定とのこと。
県下店舗の2〜3割で環境を整備し実験を行い、店舗側の効率化や消費者側の利便性について検証を行うようです。
スキャン対応は各社で違いが
QRコードのスキャンには「店舗提示型」と「利用者提示型」の2種類があります。
どちらで対応するかは参画する各社で多少違いが出るようです。
すでに店舗に設置されている「店舗提示型」を全て取り替えるのは時間的費用的なコストが必要であるし、「利用者提示型」を読み込むシステムは対応するQRコード決済が増えるほど更新対応が必要になります。
どちらで対応していくかは各社に今のところ任されているようです。
いずれにせよ、消費者側にとっては利用するペイメントを変える必要はないのでいままでと大きく変わることはないでしょう。
導入側の店舗がこの統一化でどう効率化されるかが今後の焦点かなと思います。